[blog] 昭和の神戸三宮の姿を求めて②

祖父は『ソーラ族の集団 サンスター』というキャッチコピーで街中を走っていたと思われる写真です。

ソーラー族って何でしょう?
太陽族?
なぜソーラ族と言ったのか、調べて見たら笑ってしまいました。
「ソーラー族」は前提として「ミーハー族」の流行があったようです。
「ミーハー」は今でも通じる言葉ですが、テレビが普及した1950年代後半の流行語でした。
この当時から、すぐ流行に飛びつく人たちを揶揄するニュアンスが含まれていたんでしょう。
「ソ」と「ラ」は「ミ」と「ファ」の上の音階ですから、
「ミーハー」な人よりも、ちょっと高度な「ソーラー」だぞと、こういうわけですね。
その意識の高さに反して、「ソーラー族」と言う言葉はそれほど定着しなかったようです。

「抒情派舞妓姿大会」に至ってはもはや字面から想像するしかありませんが、なかなかパンチのある企画名です。